BLUE ROUTE訪問記 前編

今回はJEANS JOURNEYというタイトルにふさわしく、近距離のJOURNEYをしてみようと思い立ち、最近本格的なオーダージーンズが作れることから一部で話題になっている『BLUE ROUTE』というジーンズアトリエさんにお邪魔しました。BLUE ROUTEの佐井さんとの付き合いは古く、公私ともに親しくお付き合い頂いております。実は最近会ったのは3週間くらい前で、正月の1月3日に二人で釣りに行ったばかりです。富士山の麓、極寒の御殿場でルアーやフライフィッシングを楽しんできました。正月の御殿場での釣りはすでに20年近くの恒例行事になっています。その日の事はBLUE ROUTEさんのインスタに投稿されていましたのでぜひご覧ください。
インスタ アドレス https://www.instagram.com/p/CJlOlzGDqU0/?igshid=1obwz008ury0k

BLUE ROUTEさんの所在地は神奈川県の綾瀬市にあります。車で行く場合には、圏央道の海老名インターで降りて横浜方面に戻る感じになります。海老名インターを降りて10分ほど車を走らせると上空のかなり低い所を、巨大な見慣れない飛行機が飛んでいます。綾瀬市には、終戦の時にマッカーサー元帥が降り立った事で知られる厚木基地がありまして、BLUE ROUTEさんのご近所にもアメリカっぽい雰囲気のレストランなどがあったりします。

以下、対談形式とさせて頂きます。(一度やってみたかった 笑) BLUE ROUTE佐井さんは敬称略とさせて頂き『佐井』、JEANS MEISTER小泉は『小泉』とさせて頂きます。

小泉「お忙しいところお時間を頂きありがとうございます。佐井さんっていま何歳なんだっけ?」
佐井「49歳ですけど来年の年明けに50歳になる年齢です。」
小泉「21歳で就職したんだよね。おー、ってことはすでに俺たちの付き合いって29年間になるんだ。
長っ!(・o・)」
佐井「そういう事になりますねー。」
小泉「そうだよなー。そうか。ってことは20年くらい前、真夜中に丹沢湖でサクラマス狙った時にもいたんだっけ? (ちなみに神奈川県では丹沢湖というところは自殺の名所として有名で、橋からお飛び降りになる方が多いらしい。そんなところの橋桁に降り立って一晩中釣りをするのは異常な行動でしか無い。笑)
佐井「いましたよー。あとは茅ケ崎の柳島で真夜中にシーバス狙ったり、栃木の管理釣り場と埼玉の管理釣り場を一日でハシゴしたり。狂っているとしか思えない。笑」
と、釣りの思い出話が延々と続くのですが、カットします。

小泉「BLUE ROUTE始めて3年だよね。今はどんな仕事が多いの?」
佐井「アパレルメーカーからのサンプル縫製の依頼がだいたい半分くらいです。パターンはアパレルさんから送られて来ることが多いんですが、パターン作成から依頼される事もあります。あとの半分がオーダージーンズという僕のオリジナルの仕事で、お客さんの要望通りにジーンズを作ります。今日も午前中に遠方から完成したジーンズを受け取りに来たお客さんがいらしたんです。」
小泉「オーダージーンズって、どういう人が作るの?」
佐井「うーん、本当にいろいろな方がいらっしゃいます。すごいビンテージジーンズに詳しい日本を代表するようなジーンズマニアの方もいらっしゃるし、自分で描いたデザイン画を何点もお持ちになって、そのデザイン画からパターンを起こして仮縫いして、再度確認のためにご来店されてパターンを修正して、最終的に自分のオリジナルジーンズができるまでのプロセスを楽しむ方とか。 オーダージーンズについては、とにかくお客様のご要望に可能な限り応えるという事を、自分のスタイルとして意識しています。ですから、コッテコテのビンテージレプリカの仕様で作りたくて、他のオーダー屋さんで断られてしまった方なんかもお見えになって、僕は可能な限りやりますのでとても喜んで頂けます。そういう方がリピーターになってくださったり、お友達を紹介してくださったりして、徐々にですがオーダーの仕事は増えています。」

小泉「でも、そもそも佐井さんって特にビンテージマニアって感じでは無かったよね? どっちかというと以前はハーレーに乗っていて、70年代的なテイストのイメージがあるけど。ビンテージっていうよりは古着が好きって感じだった気がする。」
佐井「確かに古着は昔から大好きでした。ビンテージっていうよりはアメカジ全般ですかね。70’sテイストは大好きです。今もサーフィンやったりしてますし。でも、ビンテージも好きなので、何点か持ってますよ。」
と言って、無造作にテーブルに積み上げられていたGジャンを広げて見せてもらいました。
おお! 写真を見てください。なんとびっくり、本物のLevi’s ファースト、セカンド、サードです。(・o・)

ファースト

セカンド

サード

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小泉「これ、いくらしたの?」
佐井「オークションとかでワリと安く手に入れたんですけど、これとこれが〇〇万円くらいです。」
小泉「(-_-;) よく奥さんに怒られないよねー。」
佐井「いえ、奥さんには言ってません。笑 内緒で買っています。まあ、こんなボロボロのGジャンとかがそんなに高いとはまず思われないので。」
それはそうである。
佐井「でも一番価値があるのはこれですかねー。」
と言って、壁に掛けてあるデニムのバナーをピラッと外しました。そこにあったのは、何と!Σ(・□・;)
以下後編に続く。

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です